フェイジョア ユニーク (3.5号) [Feijoa sellowiana 'Unique']

フェイジョア ユニーク (3.5号) [Feijoa sellowiana 'Unique']

販売価格: 2,400円(税込)

在庫数 3株
数量:

商品詳細

葉裏の白い常緑葉や春に咲く花も美しく、
洋風な雰囲気の庭木としても鑑賞価値が高く、
秋に実る、「パイナップルグアバ」という
別名で知られ、「パイナップルとバナナ、
リンゴをまぜたような味」と評される果実が
家庭菜園家の間でも人気の高い
南米原産の耐寒性熱帯果樹 フェイジョア。

そのフェイジョア中でも、
自家結実性が高く一本で実り、
コンパクトな樹形で若木のうちから
結実しやすい矮性・一才性の品種です。

フェイジョアは、ウルグアイ〜ブラジル南部辺りの
南米熱帯地域を原産とするフトモモ科の樹木です。
熱帯原産種ですがマイナス10℃程度くらの耐寒性もあり、
常緑性で花も葉も美しく、その上
美味しい果実を実らせることから、
ニュージーランドなど、海外では果実の生産・流通も多く
家庭用果樹としても広く栽培されています。

フェイジョアは、日本でも1980年代、
キウイなどと同じ頃に、家庭でも育てられる珍果樹として
紹介されました。しかし一種では実らない自家不和合性や、
実際に果実が市場流通しなかったことからか、
日本ではイマイチ、果樹として広く普及することなく、
「お店では売っていない幻の果物」として
知られるようになりました。

葉裏の白い常緑葉が美しい低木で、
熱帯原産種でありながら耐寒性もあることから
近年の日本では、たとえばオリーブの樹と同じように
主に洋風な葉の雰囲気を楽しむ、育てやすい
常緑の庭木という用途で苗が流通しています。

しかし、どうせ植えるなら「パイナップルとバナナ、
リンゴをまぜたような味」「店では売っていない幻の果物」
と評される果実をお家で収穫して食べられたら
より楽しいですよね。

本種 ユニーク は、
一本では実りにくいという、
フェイジョアの欠点を克服した、
自家結実性のある品種です。
コンパクトな樹形でまとまり、
フェイジョアの品種の中でも最も
若木のうちから結実しやすい
矮性・一才性の品種です。 

自家結実性のある品種とはいえ、
本来フェイジョアは他家結実性が強い種なので、
他品種と合わせて植える方が
より多くの結実を期待できます。

概ね、オリーブの樹が屋外庭植えできる地域でしたら
同様に庭植えで栽培できます。
冬季マイナス5℃程度に下がる地域ですと、
冬の後半に落葉ぎみになることがありますが、
春にまた芽吹きます。

庭木としての組み合わせ方もオリーブの植え方を
参考にしてもよいでしょう。

基本的に洋風な雰囲気に似合いますので、
アカシアやユーカリなどのオーナメンタル常緑樹や
グレビレアやティーツリー、プロテアなどの
南半球ネイティブプランツ、
あるいはアガベやユッカなどと
合わせて植えてみてはいかがでしょうか。

春、本州地域では5月頃に開花し、
秋に向けて果実が育っていきます。
赤い蕊の際立ったピンク色の花も美しく、
海外ではこの花もエディブルフラワーとして
サラダの彩りなどに活用されています。

剪定適期は3月中〜下旬頃ですが、
フェイジョアは前年の夏に枝先に花芽が
形成されるため、枝先を刈り詰めてしまうと
花芽を切る結果となってしまい花が咲きません。

枝先を切り詰める剪定ではなく、
混み入った不要な枝を枝もとから切除する
「透かし剪定」が有効です。

本種は自家結実性がありますが、
開花期に人工授粉してあげたり、
複数本植えたりする方が受粉確率が高まり
収穫量の増加が期待できます。

フェイジョアはキウイなどと似て、
収穫後に追熟をすることで美味しく食せる果物です。
秋に熟した果実は落果しますので、拾って収穫し、
しばらく置くと味わいも香りが増して美味しくいただけます。
軽く押してみて柔らかさが感じられ、
甘い香りが漂うようになってきたら食べごろです。

花も葉も美しく、珍しい果実も食用でき、
庭だけでなくライフスタイルにも結びつけることが
できる素敵な樹木です。


※2024年3月18日 入荷しました。
3.5号ロングビニールポット植えの苗です。

_________________________
学 名: Feijoa sellowiana 'Unique'
科名等: フトモモ科 耐寒性常緑樹(-8℃程度)
花 期: 春
樹 高: 2m程度
お届けの規格:3.5号ロングビニールポット


年末年始の営業につきましては「What's New」をご覧ください。


冬季落葉種の状態につきまして、朝晩の気温が下がる日が続き、ほ場の苗も落葉が進み始めています。
商品ごとに状態の記載を心がけていますが、既に落葉し、地上部がない状態でのお届けになる植物も増えてくることを予めお知らせいたします。(芽や根の確認は出荷時に行なっておりますのでご安心ください)
2023年11月15日現在


【必ずお読みください】
<お届けする苗につきまして>
当店はガーデニング用の植物苗を販売しております。苗の販売となりますので、開花する季節であっても、必ずつぼみ付きや開花苗をお届けすることはお約束できません。商品解説中の草丈は、生育後の一般的な完成サイズを示しております。実際にお届けする植物の草丈ではございません。

また、商品写真は開花や生育後の姿のイメージ写真となります。特記なき限りお送りする苗の写真ではございませんのでご注意ください。入荷した苗の現物写真につきましても、現在販売されている苗の現物写真ではない場合もございます。現物写真と同じものが届くということではありませんので予めご了承ください(植物という特性上、日々状態が変化いたします)アレンジメントやコンテスト作品にご使用になる場合や、苗の状態をとても気にされる方は、オンラインショップでのご購入ということをご納得の上、ご購入ください。

※季節性・即納性の高い植物や、植物の状態的に植え替えない方がよい判断される一部の植物につきましては植え替えずナーサリーのポット鉢で発送する事もございます。
※季節や入荷のタイミングによっては植物の大きさ(樹高・樹形・草丈・ポットサイズ)に変更がある場合がございます。植物ですので商品説明で記載されている大きさと異なる場合もございます。また、お客様のイメージされている大きさと異なる場合でもクレームの対象外となりますのでご容赦ください。


<季節ごとの販売苗について>
夏季(概ね6月下旬〜10月上旬まで)は、暑さが厳しく、植物も葉傷みしやすく病害虫の活動も活発です。圃場でも、葉焼け防止の斜光を施したり、減農薬で病虫害の予防・防除を行っておりますが、過保護にはせず、庭植えされてからの環境変化に順応しやすい苗作りを行っております。また、夏季は植物の新陳代謝も活発で、生理現象として下葉が枯れ上がっている状態の植物もございますし、姿を整えたり株をリフレッシュさせて新芽を出させるための刈り込みを行うこともございます。それらのことから、この時期は完全な美麗状態の苗を作るのは難しく、一部、葉枯れや葉傷みのある株、刈り戻されている株もございます。夏季の出荷品につきましてはそのような状態の苗も含まれることを十分ご了承の上、購入をご検討ください。出荷に際しては、全ての植物に対してその後の生育に問題ないかをよく確認をして発送を行っておりますのでご安心下さい。生育上問題ない限り、「下葉、枝先が枯れている」「刈り戻されている」「葉の一部がカットされている」などの理由では、ご返品・交換等は、一切お受けできません。あらかじめご了承の上、購入ご検討くださいませ。

秋季・冬季(概ね10月上旬〜4月中旬まで)は、寒さが厳しく多くの冬期落葉性植物は冬枯れとなっております。 これらの植物は葉が枯れていたり地上部が無いか刈り戻された状態での出荷となりますが、出荷作業時に芽と根の確認を行っていますのでご安心ください。 また、グラス類などは、春の芽吹きを促進させるため、枯れた葉を短く刈り込んでお届けします。生育上問題ない限り、「地上部が枯れている」「刈り戻されている」「葉の一部がカットされている」などの理由では、ご返品・交換等は一切お受けできません。あらかじめご了承の上、購入ご検討くださいませ。

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