アロエ　ハーディ（4号 中苗）　 [Aloe hardyi]

和名　ガケアロエとも呼ばれ、
原生地では崖地に生育し、
ぼってりだらんと垂れて伸びる葉姿が
風変わりかつオーナメンタルで
たいへんレア魅惑的な、
南アフリカ原産のレアな原種アロエです。

日本国内では流通量はとても少なく
手にはいりにくい原種です。

アロエ属は木立アロエやアロエべラなど
身近な種もありますが、
南アフリカやマダガスカルなどを中心に
さまざまな特徴の原種が数多くあり、
魅力的な園芸品種も多く生み出されており
観賞価値の高さだけでなく
たいへんコレクションする楽しみのある
分野でもあります。

本種　ハーディは南アフリカ原産の
原種アロエです。ガケアロエという和名でも
呼ばれるように、原生地では崖地にへばりついて
生息していることが多い風変わりな原種です。
生息地の地形に対応して進化したのか
アロエ特有のぼってりとした多肉室の葉が
だらんと垂れて伸びるような葉姿となります。

アメリカ西海岸のお洒落な乾燥地系植栽でも
斜面や段差の部分の植栽に効果的に
ッコよく植栽されていることが多く、
乙庭でもとても注目しています。

生長は比較的ゆっくりめですが、
大株になると分頭した大株となり
存在感のあるボリュームになり、
めちゃカッコいいです！

姿もくずれにくく水やり手間も少ないので、
インテリアプランツとしても管理しやすくおすすめです。

アフリカ原産の多肉植物ですので、
日照を好みます。
暗い場所で水を与えたりすると
徒長して姿が崩れやすいので注意が必要です。

屋内であれば極力明るい場所に置き、
水やりの頻度も少な目に管理すると
徒長せず、締まった姿を維持することができます。

耐寒性は2℃程度なので、
日本では屋外越冬は難しく、
主にインテリアプランツ扱いですが、
春〜秋までは雨の当たらない屋外に出して、
風景として庭の植物たちと
合わせてみても楽しいです。

※文献資料では氷点下の耐寒性はない
とのことでしたが、乙庭にて
2023-24冬に鉢植えで屋外放置にし
耐寒試験したところ、傷みもなく越冬
できました。温暖地では南向きの屋外で
越冬可能性が高いです。

大鉢植えの柱サボテンやユーフォルビア
の株元に垂らして植えたりすると
インテリアの景色としてまとまりやすいですね。

ニューサイランや、耐寒性バナナ、
大型のアガベ、ユッカなどと合わせたら
それはもうド迫力のカッコよさでしょう！

冬季はほぼ休眠期となるのと、
湿った状態での低温が苦手な植物なので、
12月〜翌3月くらいまではほぼ水やりを停止し、
乾燥させて管理するとよいです。

葉縁に棘のある肉厚の硬葉、
露出した幹が作り出す造形美は
本当に彫刻的で、庭の風景を引き締め、
絶好のフォーカルポイントになります。

まさにオーナメンタルプランツの真骨頂！
アーティスティックなお部屋・お庭に
ぜひ取り入れたい植物ですよね。


※2024年6月3日　入荷しました。
4号ポット植えの苗です。
葉張り20~25cm程度の苗です。

※参考写真1〜2枚目は
成株のイメージです。

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学　名：Aloe hardyi
科名等：ツルボラン科(ユリ科)　半耐寒性多年草
花　期：
草　丈：40cm程度(開花時)
お届けの規格：4号ポット植え苗 1鉢