バンクシア　ブレクニフォリア　（6号）　 [Banksia blechnifolia]

シダの仲間や熱帯性の
ジグザグサボテンを連想させる
ような深く裂け込んだ
とても造形的な常緑の鋸葉を
地際に低く叢生させる葉姿、
這性で低く広がる樹姿も
たいへん個性的で美しく、
そしてさらに！
晩秋〜春にかけて、
地面から直接ひょっこり
生えてきたように咲く
アンバーブラウン〜オレンジベージュみ
タワシ状の花もたいへん珍妙！

葉姿、樹姿、花の形状や咲き方、
花後のたいへん不思議形状の実等、
どこをとってみても珍しい雰囲気で
珍オーナメンタルな見どころ満点の
たいへんレア魅惑的な
オーストラリア原産の這性タイプの
常緑低木です。

バンクシア属は、太長いボトルブラシ状の
花穂がたいへんトロピカル個性的で、
フラワーアレンジメントなどでも花材として
人気の高い樹木です。

主にオーストラリアの乾燥地帯原産ですが、
関東平野部くらいまでなら
屋外で越冬できる耐寒性もあり、
特に夏場は水分も欲しがるため、
日本の関東以南地域での庭植えにも
適した新感覚の素材です。

バンクシア　ブレクニフォリア種は
西オーストラリア州の南海岸地域、
キング湖周辺の砂質土壌に自生が
みられる原種です。
比較的耐寒性もあり、
日本では栽培が難しいものが多い
オーストラリア西部原産の植物の
中では日本でも地植え栽培例も
散見される原種のひとつです。

種小名のブレクニフォリアは
葉形状がシダの仲間ブレクヌム
（Blechnum）に似ていることに由来します。

這性で太い茎が地表に横たわるように
成長し、高さ約50cm程度に
鋸葉を立ち上げる樹姿となります。
2m程度にグランドカバー状に広がります。

地際に低く叢生させる葉姿、
這性で低く広がる樹姿も美しく、
個性的な珍リーフプランツとして
通年楽しめます。

そしてさらに！
晩秋〜春にかけて、
地面から直接ひょっこり
生えてきたように咲く
アンバーブラウン〜オレンジベージュみ
タワシ状の花も珍妙で
葉姿、樹姿、花の形状や咲き方、
花後のたいへん不思議形状の実等、
どこをとってみても珍しい雰囲気で
珍オーナメンタルな見どころ満点の
新感覚エキゾチックプランツです。

樹高低く、グランドカバー的に広がったり、
鉢縁から垂れたりして面白い樹形を呈します。
株の広がりは2m程度となり、
とても個性的で植栽演出ができる素材です。

性質は概ね丈夫ですが、
耐寒性は-5℃程度ですので、
関東平野以南での栽培に適するでしょう。

また、オーストラリア国内でも
降水量の少ない地域原産種ですので、
株元や土中が蒸れないように
水はけのよい土壌の場所に植えましょう。

オーストラリア原産の樹木で、
リン酸系の肥料を好みません。
施肥は花後に与えるとよいですが、
リン酸系を含まない肥料を
少量与える程度にしましょう。

また、バンクシアは
乾燥地原産の種が多いですが、
意外と水分を好み、水切れをすると
非常に大きなダメージを受けます。
根が完全に乾燥しないように
特に鉢植えの場合は注意が必要です。

アガベやユッカ等
アーキテクチュラルな植物や、
ヘリクトトリコンやカレックスなど
水色やベージュ系のグラス類などなどと
合わせるとカラフルでオーナメンタルな
素敵植栽になります。

また同じバンクシア属のヒースバンクシアや
コーストバンクシア、スワンプバンクシアなど、
葉形状や葉色の異なる種と
比較対象的に合わせて植えてみても
差が際立って面白いです。

国内では流通のたいへん少ない、
レアで素敵な樹木です。


※2024年4月14日 入荷しました。
6号ポット植えの中苗です。


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学　名：Banksia blechnifolia
科名等：ヤマモガシ科　半耐寒性常緑樹（-5℃程度）
花　期：主に秋〜春（不定期）
草　丈：30cm程度(這性で1.2m程度に広がる)
お届けの規格：6号ロングポット