アルピニア (=ゲットウ) バリエガータ (4号) [Alpinia zerumbet 'Variegata']

超・乙庭好み！
花も含めると2m程度に大きく育ち、
カンナの葉をより細くしたような
葉姿もカッコよく、
斑の分量がとても多い派手な
黄縞斑の葉や初夏に咲く
穂状花序や秋に黄〜赤へと
色づいていく実もオーナメンタルで
トロピカルムード満点！
たいへん魅惑的な
ショウガ科の植物　ゲットウの
斑入り園芸品種です。

ゲットウは東南アジアや、日本では
沖縄〜九州南部などに自生が見られる
ショウガ科の多年草です。

沖縄県では生活に密着したハーブ
として知られており、
食用、滋養、薬用などさまざまな方法で
利用されています。

沖縄産の菓子餅ムーチーは、
抗菌力と防腐作用があるゲットウの葉で
包み蒸しにして作られます。

またゲットウの葉から抽出された
精油は甘い芳香があり、
アロマテラピー用の高級な
精油としても利用されます。

本種 バリエガータは、
たいへん鮮やかな黄色の
縞斑が細かく・分量多く入る
たいへんカッコ美しい品種です。

カンナとはまたちょっと違った
葉の雰囲気で、トロピカルで
装飾的な夏の庭を演出することが
できます。

初夏にやや垂れ下がって咲く
穂状花序もとても風変わりかつ
美しいです。
開花前は厚みの質感で紅の縁取りが入った
白い苞に包まれた丸みのツボミが並びます。

和名の「月桃」は花の蕾が桃のような
形をしていることに由来すると言われます。

開花時には白い苞の先端が開いて、そこから
突き出すように大きな白い花が咲きます。
黄色地に赤い脈模様が入り、ツボミとは
また全く異なる観賞価値があります。

開花後にはオーナメンタルな実がなり、
秋に向けて黄〜橙〜赤色へと
熟していきます。

派手な斑入り葉、ダイナミックな草姿、
観賞価値の高い美しいツボミ〜花の様子、
オーナメンタルに長期間楽しめる実
などなど、春〜秋までいろいろな
見どころを提供してくれます。

耐寒性は弱く、本州では、
霜や凍結の心配のないごくごく
温暖な地域でのみ地植えが可能です。

観葉植物としての観賞価値も高いので、
大きめの鉢に植えて、
生育期の春〜秋は屋外で育て、
冬は屋内観葉植物とすると
一年中、季節に応じた見どころを
提供してくれます。

ド派手な色の花たちと合わせて、
ビビッドで大胆アーティスティックな
夏の庭を楽しめる、
ダイナミックで主役級のナイス素材です。

ソテツやコロカシアなど葉形の
異なるトロピカル素材と合わせたり、
銅葉系のカンナやメリアンサス　マヨール
などと合わせると
トロピカル＆ダイナミックで
とてもカッコいい植栽になります。


※2024年5月2日 入荷しました。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
学　名：Alpinia zerumbet 'Variegata'
科名等：ショウガ科　非耐寒性宿根草　
花　期：夏
草　丈：2m程度
お届けの規格：3.5号〜4号