タリクトラム アン [Thalictrum aquilegifolium 'My Little Favourite']

タリクトラム アン [Thalictrum aquilegifolium 'My Little Favourite']

販売価格: 1,900円(税込)

在庫数 4株
数量: 株

商品詳細

赤紫色を帯びた細く長い花茎が
2m以上の高さまですっくと立ち上がり、
その先に無数の紫桃色の蕾と
クリームホワイトの小花を
ふんわりとした花雲のように浮かべる姿が
たいへん幻想的で美しく、
オダマキにも似た繊細な青緑葉と、
赤紫色みの花茎との色彩対比も素晴らしい、
とても魅惑的なタリクトラムの大型品種です。

本種 ‘アン’ は、
タリクトラム フラブム グラウクムと
シキンカラマツ(ローケブルニアヌム)
系統の血を引く、
オランダ生まれの大型交配園芸品種です。

同じ系統の大型品種としては
‘エリン’ がよく知られていますが、
本種はそれとよく似た優雅な草姿を持ちながら、
赤紫色みを帯びた細くしなやかな花茎と、
紫桃色の蕾からクリームホワイトへと
移ろう繊細な花色が魅力となっています。

開花時の草丈は2〜2.5m程度にも達し、
一般的な宿根草を大きく超える
ダイナミックなスケールに成長します。

しかし、これほど大型でありながら、
見た目に重苦しさをほとんど感じさせないのも、
本種の素晴らしい魅力でしょう。

その理由は、細くしなやかな花茎と、
上部で細かく枝分かれした花序、
そしてひとつひとつの小花がつくり出す
独特の透け感にあります。

大きく広がった花序は、
背景の植物や景色を完全には隠さず、
その向こう側の色彩や光を透かしながら、
空中に淡い花雲が漂うような
幻想的な景色をつくり出します。

本種の花は、開花前の蕾の状態から
たいへん観賞価値が高いのも特徴です。

細く枝分かれした赤紫色みの花茎の先には、
小さな丸い紫桃色の蕾が無数につき、
それらが少しずつ開花していきます。

開花すると、
白〜淡いクリーム色の萼片と、
細く放射状に伸びるクリームイエローの
雄蕊が現れ、蕾の頃とは異なる
軽やかな花色・花姿へと変化します。

そのため、開花初期には紫桃色の蕾が目立ち、
咲き進むにつれて淡い白色やクリーム色の
花の割合が増えていきます。

この紫桃色からクリームホワイトへの
繊細な色彩の移ろいこそ、
本種の大きな見どころのひとつでしょう。

しかも、その柔らかな花色を支えるのは、
ほのかに赤紫色を帯びた細い花茎。

優しく淡い花色と、
赤紫色のしなやかな線が織りなす
絶妙な色彩と質感の対比が
たいへん洗練されていて、
単なる可愛らしい花の宿根草とはひと味違う、
大人っぽく優雅な美しさを感じさせます。

また、本種は花だけでなく、
葉の美しさも素晴らしい植物です。

春には紫色を帯びた芽吹きが現れ、
成長とともに、オダマキの葉を
さらに繊細にしたような複葉を展開します。

葉色はやや蝋を吹いたような
青緑色〜灰青緑色を呈し、
花のない時期にもたいへん観賞価値が高く、
カラーリーフプランツとしても楽しめます。

特に赤紫色みの茎と青緑色の葉の組み合わせは、
開花前からすでに美しい色彩構成となっていて、
春から初夏にかけての宿根草植栽にも
上品で爽やかなアクセントを加えてくれます。

耐寒性が強い冬季落葉性の宿根草です。
腐植質に富み、適度な湿り気を保つ土壌を好みます。

日向から明るい半日陰で育ちますが、
関東平野部のような夏の暑い地域では、
真夏の強い西日や極端な乾燥を避けられる、
明るい半日陰の環境が特に適しているでしょう。

乾ききってしまう土壌よりも、
適度に水分を保ちながら水はけもよい場所で、
のびのびと育てたい植物です。

植栽デザインの面では、
2m以上にも達する草丈と、
空中に浮かぶような透け感のある花序を活かし、
宿根草ボーダーの中景〜後景や、
明るいシェードガーデンの
立体的な構成要素として取り入れると
たいへん効果的です。

本種のような大型宿根草は、
単に背の高い植物として扱うのではなく、
空間の中にどのような構造や奥行きを
生み出せるかを考えて使うと、
その魅力がいっそう際立ちます。

例えば、ダルメラ ペルタータ や
シミシフガ などの
大きな葉や銅葉品種の宿根草、

あるいは黄金葉のホスタや、
大きな緑葉を広げるダルメラなどと
組み合わせると、とても素敵でしょう。

大きなカラーリーフを背景に、
本種の繊細な青緑葉を重ね、
その上に赤紫色みの細い花茎を立ち上げ、
さらに高い位置に淡い花雲を浮かべる。

異なる葉の大きさや質感、
茎の太さ、花序の密度、
そして植物の高さを組み合わせることで、
植栽全体に豊かな奥行きと
立体的な場面展開が生まれます。

本種の花序はたいへん透け感があるため、
背景に濃色葉の樹木や大型宿根草を配すると
淡い花色がいっそう際立ちます。

また、風に揺れる細い花茎と、
ふんわりと広がる花序の質感は、
近年のヨーロッパで人気の高い
ナチュラリスティックプランティングとも
たいへん相性がよいでしょう。

周囲の植物の上に花序を浮かべることで、
視線を自然に上方へと誘導し、
植栽全体のスケールを大きく見せながらも、
軽やかな抜け感を保つことができます。

同系統の ‘エリン’ と比較しても、
赤紫色を帯びた繊細な花茎と、
紫桃色の蕾からクリーム色へと移ろう花色が
本種独特の個性となっています。

ナチュラリスティックな宿根草植栽や、
明るい半日陰のシェードガーデンに、
ぜひ取り入れていただきたい魅惑的な品種です。

国内ではまだ比較的流通の少ない、
レアで魅力的な大型宿根草です。


※2026年10月9日 入荷しました。

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学 名:Thalictrum 'Anne'
科名等:キンポウゲ科 耐寒性多年草 冬季落葉
花 期:初夏〜夏(6〜8月頃)
草 丈:2〜2.5m程度(開花時)
お届けの規格: 4号ロングビニールポット


【必ずお読みください】
<お届けする苗につきまして>
当店はガーデニング用の植物苗を販売しております。苗の販売となりますので、開花する季節であっても、必ずつぼみ付きや開花苗をお届けすることはお約束できません。商品解説中の草丈は、生育後の一般的な完成サイズを示しております。実際にお届けする植物の草丈ではございません。

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秋季・冬季(概ね10月上旬〜4月中旬まで)は、寒さが厳しく多くの冬期落葉性植物は冬枯れとなっております。 これらの植物は葉が枯れていたり地上部が無いか刈り戻された状態での出荷となりますが、出荷作業時に芽と根の確認を行っていますのでご安心ください。 また、グラス類などは、春の芽吹きを促進させるため、枯れた葉を短く刈り込んでお届けします。生育上問題ない限り、「地上部が枯れている」「刈り戻されている」「葉の一部がカットされている」などの理由では、ご返品・交換等は一切お受けできません。あらかじめご了承の上、購入ご検討くださいませ。

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